0系ひかり・岡山とんぼ旅


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0系ひかり@西明石
出発日:2005年-3月20日

はじめに 今年で山陽新幹線博多開業で30周年を迎え、それを記念して0系によるひかりが運転されました。 編成こそ6両ですが、塗色が登場当時にもどされ、十分な雰囲気が伝わってきました。
 
今回は、0系ひかりが一番の目的ですが、青春18きっぷの消化という目的もあったので、岡山まで行って帰ってくる計画を立てました。以前から気になっていた庭瀬駅も訪れました。


 

 ※ 703K 東海道・山陽本線快速 京都:548] → [632:尼崎 223系電車4連+8連
 さて、毎度のこと、岡山方面はいつもこの列車です。始発の快速列車から数えて2本目で、野洲の車庫からの列車です。
 いつもなら、このまま姫路まで行くのですが、途中で時間を持て余すため、尼崎で下車し、適当に写真を撮ることに、新快速で西明石まで行くことにしました。
快速姫路行き  始発から2本目の快速。前回乗ったときは221系の8両編成だった。 (京都)
大阪行き  朝時間帯では結構ある大阪行き。ちなみに、福知山線の新三田発。 (尼崎)

 

 ※ 117B 山陽本線(JR神戸線)普通 尼崎:701] → [716:甲南山手 207系電車4連+3連
 これまた有名な撮影地である甲南山手に行ったのですが、予定している列車の時間が迫っていたので、ロクに撮影ができませんでした。0系ひかりの為の腕ならしも兼ねていたのですが…

 

 

 ※ 4429B 山陽本線(JR神戸線)普通 甲南山手:727] → [809:西明石 207系電車4連+3連


 

 ※ 西明石にて
 実は、通過してくる新幹線の撮影はこれが初めてだったりします。というわけで、私にしてみれば、ちゃんと撮れるかが心配で、通過していく500系や700系の速度に目を丸くしていました。
 0系ひかりが通過する前に、JR西日本更新色の0系こだまがホームに入ってきましたが、初代新幹線のような貫禄を感じました。どうやら延命工事もされたみたいで、ここ数年は活躍が見込まれそうです。

700系3000番台  JR西日本が製造した編成で、全面の[JR700]のロゴが特徴。 (西明石)
0系  大規模な延命工事が行われ、車内は2+2の4列シートが並ぶ。 (西明石)
700系7000番台ひかりレールスター  山陽新幹線専用で、JR西日本が所有。 (西明石)
0系ひかり  山陽新幹線博多開業30周年を記念しての臨時列車。 (西明石)

 ※ 713K 山陽本線快速 西明石:845] → [901:加古川 223系電車8連
 さて、0系ひかりの興奮も残っているわけですが、残念ながらここで大きな予定のミスをしてしまいました。0系ひかりが西明石を通過するのは838ぐらいで、予定では西明石を839に出る新快速にしてしまいました。後で考えればこんな無茶な計画をなぜ立てたのかと思いますが、なぜかはわかりません。
 とにもかくにも、とりあえず岡山方面に行くことを考え、やってきた快速に乗ります。たまたま来たのは、223系の中でも特に希少価値の高い部類に属する1000番台です。223系にも余裕が出てきたので新快速撤退もささやかれているだけ(?)あって、年月の経過を感じました。古い気動車のような発進の仕方で、インバーターに電気が流れてから1,2秒ほどしてから発進するもので、ちょっとびっくりしました。

 ※ 3203M 山陽本線新快速 加古川:904] → [914:姫路 223系電車4+8連
 予定が乱れてしまったのですが、新快速に乗ったおかげで、かにカニはまかぜ号を姫路駅で撮ることができるようになりました。

かにカニはまかぜ号  3/20はなぜか発着乗り場が変更(8番のりばに)(姫路)
網干総合車両所出庫   写真奥に見える網干総合車両所から出庫してきた普通電車(網干)

 ※ 713K 山陽本線普通 姫路:924] → [934:網干 223系電車8連
 西明石から加古川まで乗った列車にまた乗ります。

 ※ 955M 山陽本線普通 網干:948] → [957:相生 221系電車4連
 岡山方面に行く列車は相生駅で接続しているという放送があったので相生まで行くことにしました。
 列車は播州赤穂行きで、終点からも赤穂線廻りで岡山方面に行けるのですが、時間を優先したかったので山陽本線廻りで行きました。車内は立ち客が出ていて、10分もかからないので、立っていくことにしたのですが、以外にもクロスシートが一列空いていたのでツレと座りました。今考えてもなぜ空いていたのかが疑問です。

 ※ 303M 山陽本線普通 相生:958] → [1010:上郡 115系電車4連(リニューアル車)
 最近、よく見るようになってきた115系4連のリニューアル車です。窓廻りはそのままで、内装、塗装が更新されている編成ですが、簡易改造と、本格的な改造にわかれ、俗に前者を30N、後者を40N改造と呼ぶらしいです。
 これに乗って気づいたのですが、下の写真の通り、車端部のボックス席に座ったのですが、どうも転換シート動かせないよう、固定してあるタイプでした。本来は壁に固定されていて転換はできないようになっているのですが、転換できる部分をボルトで固定して転換できないようにしてありました。
115系車内   転換できるハズなのだが、転換できないよう固定されていた。(相生・有年間)
折り返し相生行き  (上郡)
上郡駅駅舎
 

 ※ 1313M(岡山から441M) 山陽本線普通 上郡:1044] → [1140:庭瀬 115系電車4連(リニューアル車)
 今思えば、始発の相生から乗った方が正解だなぁと思うほどの混雑でした。朝のラッシュ時さながらの混雑度で、突っ張って押さないと、車内に入れないほどの混雑で、立つことなど当たり前ですができませんでした。
 その混雑で、なんとなく…で決めた目的地の庭瀬まで行ったわけですが、ちょうど乗っていたときに、福岡県西方沖地震が起きたらしいのですが、電車の中なので、地震の揺れは感じたかどうかはわかりませんでした。

  庭瀬駅にて
 雑誌などでよく見る撮影地はどこかなぁとあてもなく行ったので失敗でした。しばらく駅周辺をウロウロしたのですが、結局、駅に戻って電車の時刻まで待ちました。しかしながら、山陽本線は列車の本数が多く、駅にいても飽きることはありませんでした。
普通岡山行き ■ ローカル線向けに製造された105系。機器類は103系をベースだが、車体はオリジナル。
快速シティーライナー下関行き ■ 2扉・転換クロスシートの115系3000番台。
特急やくも出雲市行き ■ 日本初の自然振り子採用の381系。
快速サンライナー福山行き ■ 都市間の快速だが、ワンマン運転をして、コスト削減に貢献。
普通三原行き ■ 内装、外装ともに改造され、さらには幕式がLEDに変更。
普通備中高梁行き ■ 快速マリンライナー撤退後、改造の上、普通列車に使用されている。

 ※ 442M 山陽本線普通 庭瀬:1241] → [1247:岡山 115系電車4連(リニューアル車)
381系増結 ■ ご覧の通り、スーパーやくも用(左)とやくも用の381系の増結シーン。(岡山)

 ※ 1316M 山陽本線普通 岡山:1312] → [1421:相生 115系電車4連(中間車3500番台)
 以前にも乗ったことはあるのですが、中間車は2扉になっている115系です。これは、関西地区から岡山地区への転属のさい、6連→4連への組み替えの時に余剰となる中間車2両を115系と混結できるように改造されたものです。ドア付近はロングシートになっていて、クロスシート自体は4,5列ぐらいでした。