関西本線廻りで名古屋・名鉄


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東海道本線の車窓(柏原・近江長岡間)もう4月ですが、伊吹山には残雪が。
出発日:2005年-4月-1日

はじめに 18きっぷを使った日帰り旅第3弾ですが、今回は名古屋方面に決定しました。愛知博の下見も兼ねていたのですが、どうしても、名鉄に乗りたくなり、金山〜名鉄名古屋まで乗ってしまいました。
 
 今年で、名古屋に2回も行き、さらに、後2回以上は名古屋に行く計算です。しかしながら、何回行っても飽きないので不思議です。


 

 ※ 115C 東海道本線普通 京都:528] → [612:大阪 205系電車7連
  朝っぱらから京都駅の跨線橋を突っ走ります。歩いてもこの列車には間に合うと思うのですが、これに乗り遅れると、京都543発の703M(若しくは休日だと京都548の703K)に乗ることになり、いい加減同じ列車も嫌なので、眠気覚ましも兼ねて115Cに乗ります。
 始発から数えて3本目ともあり、私の乗った車両には、2,3人しか乗っていませんでしたが、大阪に近づくにつれ、人は多くなりますが、座席はまだまだ空いていました。
 
 
 ※ 115C 関空・紀州路快速 大阪:613] → [629:天王寺 223系電車5+3連

 

 ※ 1205H 阪和線普通 天王寺:856] → [1008:美章園 103系電車6連

 

 ※ 美章園駅にて

 

特急くろしお

  特急くろしお ■ 

  ■ 天王寺行き ■ 見にくいが、西日本では貴重な戸袋が残っている編成。

205系普通

  天王寺行き ■ JRになってから増備された205系1000番台。全面窓が異なるほか、110km/hにも対応。

阪和ライナー

  快速はんわライナー ■ 381系を使用したライナー列車。

 

 ※ 1426H 阪和線普通 美章園:730]→[732:天王寺 103系6連

 ※ 1426H 大和路線区間快速 天王寺:739]→[834:加茂 221系6連

 旅行をした日は年度初めなので、朝ラッシュがさらに酷くなります。天王寺で乗り換えて、大和路線のホームに並んだときにはもう人がいっぱいで、当然座れるわけがありません。
 列車は、JR難波始発で、天王寺までは殆どお客さんがいませんが、天王寺でどっと人が増え、ドア付近や通路中程まで人が混み合いました。しかし、次の久宝寺でどっと人が降り、座席が空いたので座ります。
 久宝寺〜王寺は、大和路線の中でも山深いところを走り、途中川と平行して進むところもあります。例外もありますが、終点へ近づくにつれて人が少なくなっていき、木津からは1両まるまる貸し切りの状態でした。


 
 ※ 232D 関西本線普通 加茂:910] → [1040:亀山  キハ120系 1+1連
 この列車は、本当はさっき乗ってきた区間快速の次の列車を待っての接続なので、発車までかなりの時間があります。何か狙ったようにきっかり1時間30分間、基本的には列車から降りられないので、準備を整えておきます。
 亀山まではかなりのローカル線で、すれ違う列車も疎らになってきて、もちろんワンマン運転です。2両編成ですが、前の1両(編成)はロングシートの車両で、後ろの1両はセミクロスシートの車両でした。かぶりつきをしたいので、前のロングシートの車両に座りましたが、思ったほど乗り心地は悪くなく、比較的堅めのバケットシートでした。
 加茂〜亀山間は毎月第一日曜日は工事のため運休とのことです。なんとかその日からはずれましたが、もしその日に予定を立てていたら…と思うとぎょっとします。

亀山行き

亀山行き ■ キハ120系1+1の2両編成で運転。 (加茂)

車窓(加茂・笠置間)

車窓 ■ 加茂〜笠置間の車窓。見えるのは木津川。

 途中、伊賀上野で、お客さんが少々乗ってきて、さらに柘植では、どっとお客さんが乗ってきて、立ち客が出るぐらい混雑しました。その柘植では、急行かすがとすれ違いました。名古屋と奈良を結ぶ急行で、JRの急行としてはかなり貴重な部類に入ります。
 また、有名な加太越えと呼ばれる箇所があり、昔はスイッチバックを行っていたのですが、今では、そのスイッチバック風の信号場に作り替えられています。私の乗った亀山行きは、一旦亀山方の引き込み線に入り、その後バックして、柘植方の引き込み線に入り、反対列車をまり、その後本線に出て行く形でした。
 柘植を出て、関からは平坦な路線が続き、最高速度である95km/hを飛ばしていましたが、揺れが酷いので、もっと飛ばしているみたいに思えました。

大河原駅

  大河原駅  かつて、貨物列車が走っていたことを思い出させるような広いホームと構内。

急行かすが

急行かすが 数少なくなったJRの急行列車。奈良駅は、都道府県代表駅の中でも到着する優等列車が急行だけという珍しい駅。 (柘植)

 
 ※ 1328G 関西本線普通 亀山:1050] → [1118:四日市  313系電車 2連
 亀山で、 先ほどの232Dと接続します。10分とちょうど良いぐらいの接続時間で、232Dのお客さんの殆どがこの列車に乗り換えます。
 車内は、313系といえども、セミクロスシートで、席の数、配置は113系を彷彿とさせる感じで、貫通路扉もそれとなく113系に似ていました。関西の私から見て、以外にもびっくりしたのはカーテンでした。関西では溝があってそこに引っかけて固定するタイプのカーテンが一般的ですが、313系はフリーストップタイプにカーテンを使用しており、ちょうど良いぐらいの位置でカーテンが止められるので良かったです。
 四日市までは単線で、所々、駅で対向のの普通列車とすれ違います。ワンマン運転なので、ドアは前の車両しか開きません。313系のモーター音は関西の223系とそっくりで、さらには天井の蛍光灯の配置も殆ど一緒なので、なんとも言えない気分でした。

名古屋行き

名古屋行き ■ JR東海の中ではよく見かけるが、関西本線はボックスシート&ワンマン仕様 (亀山)


          
 ※ 四日市駅
 快速みえに乗るためにさっきの名古屋行きをパスし、四日市駅で時間を潰すことにしました。駅構内には、貨物線があり、DD51が貨車を引っ張ったり、DD51のエンジン起動など、見ていて結構おもしろかったです。

DD51型

貨物列車 ■ 比較的短めの貨車を牽引していた。

DD51型

DD51単機 ■ 石油貨物を切り離し、操車中。

イセV型

イセV型 伊勢鉄道の中でもっとも新しい車両。将来的にはこの車両に全て置き換わる予定。

特急南紀

特急南紀 多客期なので、写真の通り、先頭に先頭車1両を増結中。


 
 ※ 2928D 関西本線 快速みえ8号 四日市:1206] → [1239:名古屋  キハ75系 2連

 この快速みえに乗るために、わざわざさっきの普通をパスしたのですが、四日市に到着したときは結構空いていて、もちろん自由席に乗ったのですが、クロスシートが5,6列ほど空いていたので座ります。シートはきも地位ぐらいの堅さで、枕カバーは綺麗で清潔な印象を受けました。
 ディーゼル列車ということで、少々性能を馬鹿にしていた印象があったのですが、そういうことを考えていたことが恥ずかしくなるぐらい飛ばしてくれました。最高速度目一杯の120km/hなのでびっくりしました。ブレーキもちゃんと効いて、走行音以外は電車以上かと思いました。
 てなわけで、ずーっとびっくりしながら乗っていたのですが、名古屋までは単線や複線が入り交じった区間で、桑名からは、高架の区間も出てきます。急ピッチとは思えませんが、単線のところは複線工事もしていました。
 車両は2両で、後ろ1両が指定席ですが、やはり、桑名からの名古屋圏で2両というのは少々辛い気がしました。せめて、3両(自由席2両)だったら、混雑がましになると思います。

快速 みえ

快速みえ ■ 電車以上に走ってくれる。自由席もかなり快適だった。 (四日市)


 
 ※ 2928D 中央本線快速 名古屋:1246] → [1250:金山  313系電車 4連


 
 ※ 正木橋上、金山駅にて
 金山駅に向かう途中、車窓から、綺麗に列車が撮れそうな橋を見つけたので、金山駅から歩いて移動しました。予想通り撮れることは撮れるのですが、やはり架線および架線柱が邪魔でした。

 
左から順に6000系、3100系、7500系
三並び ■ 左から順に、6000系、3100系、7500系。(正木橋の上から)
2200系
2200系 ■ 中部空港アクセス用として登場。後ろ4両は一般車で、前2両が特別車。 (金山)
準急岐阜行き
3500系 ■ VVVF制御、ワンハンドルマスコンなど、新機軸を盛り込んだ車両。3700系とは、パンタグラフで区別可能。 (金山)
折り返し特急豊橋行き
1200系 ■ 1200系全車が一般車で、一般型の運転台ですが、パノラマSuperの表示がある。 (金山)
急行 中部国際空港行き
7000系 ■ 初代パノラマカーの発展系で、低重心化などを図った。運転台は2階部分に上げられ、外のはしごを伝って運転席に行かなければならない。 (訂正済み)(金山)
急行 新可児行き
6500系 ■ 名鉄初の界磁チョッパ車で、何次にも渡り製造されたため、色々な顔がある。 (金山)


 
 ※ 1491 名鉄名古屋本線 金山:1356] → [1401:名鉄名古屋 6000系電車+6800系電車 4+2連


 
 ※ 2319F 東海道本線快速 名古屋:1430] → [1459:大垣  313系電車 4連
 相変わらず、この時間帯の快速は4両なので、かなり混雑します。しかし、お客さんの殆どが尾張一宮で降りてしまったので、そこからは結構空いてきました。
 濃尾平野のまっすぐなところを飛ばすので、所要時間も短く、37kmを29分で走破しました。表定速度は76.5km/hとまずまずの速さです。


 
 ※ 233F 東海道本線普通 大垣:1506] → [1542:米原  117系電車 4連
 この区間は私が乗った限りでは、2両で、大垣に到着した快速から席取り合戦が行われる…という印象が会ったのですが、今回はゆったり117系の4両編成です。117系というと、リバイバル新快速を思い出すのですが、それとはまた異なった感じで、まったりと米原まで行きます。
 車窓からは、まだ4月だというのに、山頂付近に雪が積もったままの伊吹山が見え、ちょっと寒い気もしましたが、春だなぁと感じられました。

米原行き
117系 中京地区では関西地区とは異なる扱いを受けるが、今回は普通電車に乗車。