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万葉線車両 旅日記[10]
夏の飛騨・富山初訪問(市中篇)(Vol.5)
  【富山県高岡市】
○高岡市の概要
 1609(慶長14)年に、加賀藩の2代目藩主である前田利長が現在の市内中心部にある、関野に城を築き、高岡と名付けたのが始まりです。
 以降、早くも1889(明治22)年には他の38の市とともに、日本最初の市となり、現在では富山県の第2の都市となっています。
 市の北部が日本海に面し、日本海側で有数の伏木港は現在、大規模な工事が行われています。


6.高岡市内の町並み
大友家持像
大伴家持像
 家持自身の詠んだ歌は万葉集に473首(万葉集全体の1割)を占め、彼が万葉集の編纂に関わったとされている。
 高岡駅前に置かれている。
高岡大仏
高岡大仏
 奈良、鎌倉と並ぶ日本3大大仏のうちの1つ。創建は1745(延享2)年だが、現在立っているのは1933(昭和8)年に建立された銅像である。
 台座下に設けられた回廊には、1900(明治33)の大火の時に残った木造大仏の顔の部分が安置されている。
土蔵造り
土蔵造り
 市街地の6割も消失し、大仏をも焼き尽くした高岡の大火のあとに、防火を主観点として作られました。
 黒瓦葺き、黒漆喰塗りの外壁、煉瓦の防火壁など、さまざまな工夫が凝らされています。
富山銀行本店
高岡銀行本店
 1914(大正3)年に完成。「赤れんがの銀行」として親しまれ、東京駅を設計した辰野金吾が設計しました。


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