◇ ホーム > 旅日記 > [10]夏の飛騨・富山初訪問(市中篇) |
2.日下部民芸館 |
こけら葺き 杉やヒバなどのこけら材を少しずらしながら竹釘で止めていく葺き方です。だいたい40年ほど耐えられるそうです。 |
香枕 香は仏教伝来の時に仏具として入ってきました。記録としては、日本書紀に595年に記述があることから、歴史は相当古いものと思われます。 中に香炉を入れ、香枕の上に髪を置いて使用されました。現代でいうアロマテラピーのような効果があります。 |
貝桶 一見、首桶にも間違いそうなものだが、貝遊びに使う貝を入れておくための桶。 婚礼儀式などでは受け渡しの作法に則って渡されるようになるなど重要な道具となりました。 |
銭入れ かつて日下部家が商人だった時代に使われていたお金に関するものです。 真ん中の方に見えるふるいのようなものは、硬貨をわけるために使われました。 |
折り畳み枕 かつては、旅の持ち物として重宝されました。今ではこのような木がむき出しの折り畳み枕はあまり見かけませんが、今でもちゃんと折り畳み枕はあります。 |
お仏壇 奥に見える仏壇の下には運ぶための車輪がついており、大火の時に運び出しやすかったとか。 かなり渋そうな仏壇で、実際に鑑定して貰うと、1億円は下らないらしいです。 |